2005年 09月 08日
<いっぷく話> No,12 まるびい にて
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金沢市21世紀美術館 通称「まるびい」
SANAAの妹島和世さんと西沢立衛さんの設計ということで話題になったこの美術館も、この秋で1周年をむかえます。
夏休みの間は「人体の不思議展」(一般向け)、「マシュー・バーニー 拘束のドローイング展」(マニア向け)のダブル構成で、幅広い客層がこの美術館に集まり、連日大混雑だったようです。あまりの混雑に、メインはどちらか一つにしてほしかったと思ったのは私だけでしょうか。
(有)宮田建設のHP
http://www.tvk.ne.jp/~miya-ken
SANAAの妹島和世さんと西沢立衛さんの設計ということで話題になったこの美術館も、この秋で1周年をむかえます。
夏休みの間は「人体の不思議展」(一般向け)、「マシュー・バーニー 拘束のドローイング展」(マニア向け)のダブル構成で、幅広い客層がこの美術館に集まり、連日大混雑だったようです。あまりの混雑に、メインはどちらか一つにしてほしかったと思ったのは私だけでしょうか。
先日、そのまるびいにて発見した須田悦弘さんの木彫作品を紹介します。
須田さんは、バラや椿の花、雑草や木の葉などを本物そっくりな木彫と彩色でつくり上げる作品で知られています。作品は通常の展示方法と異なり、美術館のどこかにひっそりと展示されています。
これは美術館に隣接する茶室 松涛庵 の床の間の写真です。
作品、わかりますか?
アップ写真
畳の縁に生えているち~いさな雑草がわかるでしょうか?
これが木で製作された作品なのです。
茶室には普段入ることができませんが、この作品、美術館の中にもこっそり展示されています。
どこかにあると聞いていたのですがこんなところにあるとは!!
写真が鮮明でないのでわかりにくいですが、雑草が生えているのがわかるでしょうか?
思いがけず作品に出会えたときのうれしさ、驚きはとてもたのしいもの。
ほとんどの人が気づかないままですが、ひっそりと確かに存在する
さりげない作品ですが、いろんな事を考えさせてくれる作品です。
場所を書いてしまうと面白くありませんので、ヒントだけ。
まるびいというそのままのネーミングどおり、丸い美術館ですので、円弧にそって数箇所の出入り口があります。写真はそのなかのひとつです。
その他にも作品があるかもしれません。外の本物の雑草にまぎれている可能性だってあるのです。(そんなのは絶対にわかりませんが)
美術館に行ったときには、ゼヒ探してみてくださいね。
(有)宮田建設のHP
http://www.tvk.ne.jp/~miya-ken
by miyatakensetu
| 2005-09-08 14:15
| いっぷく話